カブトムシとクワガタ捕りのコツ。昼間でも捕まえられる!

カブトムシとクワガタ捕り

カブトムシとクワガタ捕りをしたことがなかったのですが、去年あたりからカブトムシとクワガタを捕獲しようと試みてきました。結果、カブトムシとクワガタ捕りのコツがわかりました。虫取り網もバナナトラップも必要ありませんでした。夜や早朝に森林にいく根性も不調でした。必要なのは知識でした。というわけで、ここではカブトムシとクワガタ捕りのコツを紹介しています。

昼間でもOK、虫取り網がなくてもOK! 大切なのは場所

カブトムシやクワガタ捕りといえば、以下のようにいわれています。

・早朝か夜に樹液がある木に行く
・バナナトラップのようなエサを仕掛けて、夜に行く
・虫取り網が必要

確かにカブトムシとクワガタを捕る王道だと思います。が、早朝か夜にカブトムシやクワガタをとりにいったりバナナトラップを仕掛けたりするのはよほど好きではないと無理だと思います。少なくとも、わたしにはそのような根性はありません。また虫取り網は持ち歩きたくありません。
しかし、昼間でも虫取り網がなくてもバナナトラップを仕掛けなくても、カブトムシやクワガタを捕まえられるとわかりました。
大切なのは「場所」でした。

カブトムシやクワガタのいるところは決まっている!

カブトムシやクワガタがいないところで探しても捕獲することはできません。何を当たり前のことを言っているんだ、と思われたかもしれませんが、すこし前までのわたしはまさしくそうでした。公園や雑木林に突入して当たり構わず探していましたが、カブトムシやクワガタは見つけられず…。
しかし、カブトムシやクワガタがいるところがわかったので、捕れるようになりました!
どこにいるのか。
たとえば、以下です。

1.クヌギの木など、樹液がでている木
2.樹液が出ている木と土の間くらいの土の中
3.樹液がでている木の周り
4.クワガタの場合は、樹液が出ている木の皮の間や木の穴

上記1。クヌギではありませんが、樹液が出ている木にカブトムシなどが群がっていました。カブトムシは夜行性ですが昼間でも沢山いました。ちなみに、樹液が出ている木は甘酸っぱいにおいがするのですぐにわかります。

ほかの場所です。樹液がでている木にカブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタが群がっていました(写真の中央付近にいるのはカブトムシです)。樹液が出ているところだけではなく、葉っぱの後ろにも隠れていました。

ほかの場所です。樹液がでているところにカブトムシのメスとノコギリクワガタのメスがいました。

それ以外にも、樹液が出ている木の上――葉っぱが密集しているところなどにもいるそうで、実際、昼間に葉っぱの裏にいたノコギリクワガタやカブトムシを捕まえたこともあります。

上記2。樹液が出ている木と土の間くらいの土の中にカブトムシがいました。このときは、落ち葉と土を少しよけただけでカブトムシが見えました。カブトムシやクワガタは昼間は土に潜っていることがあります。

上記3。樹液が出ている木の下にカブトムシがいました。

樹液が出ている木の近くの草むら、木の葉の下にもいました。

上記4。クワガタは、木の皮がめくれているところの間にいることがあります。懐中電灯でクワガタがいるか確認して、もしいればピンセットでアゴをつかんで出すといいです。

ほかにも木の穴のなかにいることもあります。写真だとわかりにくいですが、写真の真ん中の黒いところに穴があって、そこにノコギリクワガタがいました。この場合も、ピンセットでアゴをつかんで引き抜きます。

木の周りをスコップなどで掘る行為、木の皮をはぐ行為などはやめましょう。自然破壊です。

カブトムシやクワガタが沢山いる地域でないと捕まえるのは困難!

カブトムシやクワガタがいるところがわかりました。

そこで、埼玉県と茨城県の公園などをいくつかまわってみたのですが、クヌギなどの木が沢山あるのにカブトムシやクワガタが全くいないところもありました

「カブトムシやクワガタが沢山いる地域」「ほとんどいない地域」があるようです。

後者でいくらカブトムシやクワガタを探しても、ほとんど見つけられないため、生息数が多い地区で探しましょう!

ちなみに、カブトムシやクワガタといえば、自然あふれるところにしかいないと思っていましたが、『鉄腕DASH』によると東京の23区にもいるらしいです。カブトムシやクワガタは夜行性なのでその姿をあまり見ないだけで、実はすぐ近くにいるのかもしれませんね!

カブトムシやクワガタの死骸があるところを探せ!

「カブトムシやクワガタが沢山いるかどうか」は、どうやって判断すればいいのでしょうか。

必ずしもそうではなかったのですが、カブトムシやクワガタが沢山捕れたところは、死骸も沢山落ちていました。カブトムシやクワガタを探して死骸もない場合は、「カブトムシやクワガタはほとんどいない!」と見切って別の場所で探すといいでしょう。

カブトムシやクワガタがいる場所でも樹液が出ている木がないと見つけるのが困難!

冬にクワガタの幼虫をたくさん見つけた公園があります。そこに夏に行ったのですが、カブトムシやクワガタをほとんど見つけることはできませんでした。

一方、昼間からクワガタやカブトムシがたくさんいる公園もあります。ちがいは「樹液がでている木があるかどうか」です。

ちなみに、去年は樹液がでていてカブトムシがうじゃうじゃいた公園に今年行ってきました。結果は、ゼロ匹。樹液が出ていなかったためです。樹液がでていても、そのつぎの年には出なくなっていることがあるようです。

カブトムシやクワガタ捕りは、場所が9割!

まとめます。

カブトムシやクワガタが沢山いる地域で、樹液がでているクヌギなどの木の近くに、カブトムシやクワガタがいます。そこでカブトムシやクワガタを探さないと、ほとんど見つけることはできないと思います。

つまり、「場所」が大切です。

場所がカブトムシやクワガタ捕りの成否を決めるといっても過言ではありません。場所を外せば、いくらバナナトラップなどを仕掛けたところでカブトムシやクワガタは捕れないそうです。

カブトムシやクワガタがいるところにはスズメバチがいる!

カブトムシやクワガタがいるということは、どこかに樹液が出る木があります。樹液が出る木にはスズメバチもきます。スズメバチには細心の注意を払いましょう! ちなみに、「刺激しなければ大丈夫」と思っていたら、威嚇してきました。樹液場にいる蜂は刺さないともいわれていますが、油断大敵ですね!

カブトムシやクワガタを飼育するには、およそ1600円!

捕まえたカブトムシやクワガタを飼育するためにホームセンターにいきました。

・飼育ケース : 700円ほど
・土 : 500円ほど
・エサ :400円ほど

木を入れたり、木の葉を入れたり、霧吹きで水をかけたりしないといけないので、実際はもうすこしお金がかかるかもしれません。
また、エサは継続して必要ですし、頻度は低いようですが、土も入れ替える必要があります。

カブトムシやクワガタ捕りのシーズンとカブトムシの寿命

カブトムシやクワガタ捕りのシーズンは7月中旬から8月中旬だそうです。クワガタは5月下旬から9月上旬くらいまで捕まえることができます。

実際、夏には捕れた場所3か所で9月6日にカブトムシやクワガタを探しにいきましたが、クワガタは捕れたものの、カブトムシはいませんでした

そして、カブトムシは9月中旬ごろに寿命がくるそうです。
オスとメスを捕まえて、一緒に飼育すると卵を産んで翌シーズンも楽しめるそうです。興味があるかたは、ぜひ!

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